フルート講座1⃣あごは大切やわらかく〜♪前編

~氏川巳央先生のフルート講座~🐣

この講座は、普段のレッスンでの生徒さんのお悩みや、一緒に取り組んでいることをテーマにお話していきたいと思います♬


第1回目 本日のテーマは、顎(あご)について😊

顎?!!

と驚く方もいるのですが、フルートを吹く上で顎の位置や動きがとても大切です。

もっと音を良くしたい、大きくしたい、楽に音を出したい、音程を作りたいという人はぜひ試してみて下さいね。


今回の前編では、「音質を良くする」「音を大きくする=響きを作る」ための顎の位置についてご紹介します。


皆さんが憧れている奏者や先生などの顎の動き、見たくても楽器に隠れてあまり見えないですよね。

なので伝わりにくいのですが、実は普段生活している位置よりも遥かに下げて演奏しています。(もちろん個人差はありますが)

顎を下げる=口の中が開くことは、音の響きを作る上でとても重要なポイントです。



皆さんで、やってみましょう♬

1、楽器を構えて、普段のアンブシュア(フルートを吹く口)を作りましょう。


2、いつもよりも顎(もしくは下の歯)の位置を下げてみましょう。

そうすると、口の中が広がったのが感じられると思います。

注意)喉が詰まったり、顎の骨がガクッというほど下げるのはやりすぎです。


3、そして、口の奥の方も開いていきます。さらに目も開き顔全体の開きを感じてみましょう。


4、その状態で何度か音出してみましょう。

上手く吹けない場合は、下げる具合を調整してみて下さい。


いかがでしょうか。いつもとの音の違いを感じてもらえていれば嬉しいです。


顎の位置は下げることで息の通る道が広がり、口の中で音の響きが作られるので、音質や響きの良さに繋がります。

フルートは響きで魅了する楽器だと思いますので、

無理やりたくさん息を入れて音を大きくするのではなく、響きを作って綺麗で広がりのある音を目指しましょう。


今回やってみて、上手く出来なかったという人は、上手くコントロールが出来ていなか、やりすぎていたり、他のところに問題があることもあるので、フルートの先生に直接見てもらうのが良いとおもいます。

氏川フルート教室では、オンライレッスンも開講していますので、お気軽にお問い合わせください🌸


後編では、顎について「楽に音を出す、音程を作る」について取り上げたいと思います。

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