2025年本年もよろしくお願いいたします🎍

昨年は生徒の皆様、ご家族の皆様はじめ、たくさんの方々にお世話になりました。

感謝申し上げますとともに、本年も何卒よろしくお願いいたします。


当教室も、愛知での開講から10年目となりました。

瀬戸教室から始まり、後に津島教室を開講をし、県内各所から、また県を超えて通ってくださる方もいらっしゃいます。たくさんの生徒様と出会い、フルートという共通の楽器を通して音楽をしていくことの喜びを、私自身たくさん感じるところです。

そして、そんな時間を通して、生徒様お一人お一人のことが人として大好きになっていきます。そんな私の大好きな生徒様同士が集まると、これがまたなんともアットホームな楽しい雰囲気が出来上がるのが、氏川フルート教室の醍醐味!ではないかと思います。

教室では、毎年の発表会や、最近ではクリスマス会やオンライン発表会などのイベントを行いながら、生徒様同士の交流の場を作っています。

はじめは遠慮や心配をされながらも、後から伺うと「楽しかった、皆さんいい方で仲良くなれて良かった」という声を頂き、また一人、また一人と仲間ができていくような気持ちです。

これも一重に、生徒様のお人柄とたくさんのご協力のおかげです。本当にありがとうございます。


話は変わりますが、私は音大の在学時に初めて生徒さんを持ちました。今考えると、教えることに対する自信も自覚も全くありませんでした。

当たり前のことですが、音大では自分の技術を磨きます。そして指導を受けます。一方で、他人の指導については教わりません。そんな中、いざ他人に教えようと思っても、自分のやってきたことや自分自信の感覚という引出ししかありません。

フルートの教本やマニュアルは世の中にたくさん出ていますが、これはあくまで万人に向けた基準でしかありません。実際には一人一人、唇、口、手など全てが異なる上に、言葉でも形でも表せない「感覚」というものも合わさります。

音を出すこと、より響かすこと、楽に吹くこと、表現すること、楽しく続けていくこと、一人一人違う存在に対してどう指導するべきなのかというのを、生徒様と向き合うことを通してたくさん学んできました。

そんなヒヨコだった私ですので、今だから伝えられのは、氏川フルート教室のレッスンは、決して教本に書いてあるマニュアルを順番通りそのまま伝えていくようなレッスンではありません。

「ここはこう、こうやります」と全員に同じことを伝えるとどうなるでしょうか。できる人できない人、感覚がわからない人、言っている意味がわからない人、出来たと思い込んでできていない人など、バリエーションに富んだ反応が待ち受けます。

大事なのはその方にとって、今必要なこと、今やるべきこと、なぜ出来ないのかを技術面からも精神面からも考え教示していく、それも一方的ではなく生徒様の反応や演奏や会話を通して考えていくことに意味があると思っています。

どれだけ上手くなっても楽しく続けていけなければ意味がないし、一方で上達を感じられなければ続けていくのも苦しく感じるものです。

演奏することと同じで、指導することも正解も終わりもないことなんだと感じますが、何よりそんなところに私自信がやりがいを感じ、生徒様と向き合い、フルートを楽しんで行くことが幸せな時間です。


生徒の皆様、今後も一緒に音楽を楽んでいきましょう♪そして教室の一員として一緒に教室を盛り上げていただければ嬉しいです。

今後始めてみたいという方は、ぜひ一度体験レッスンでお待ちしております♪

氏川巳央




氏川フルート教室Studio Clari

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